中古マンション
市場
Pre-owned Condominium Market
マーケットの将来性
現在、我が国では既に600万戸を超える巨大なマンションストックが存在しており、既存のストックの有効活用、中古住宅の普及促進策の推進について国土交通省を中心に継続的に議論されています。
少子高齢化社会が到来する日本においては、「中古住宅の流通」は今後益々重要となり、当社グループの属する中古マンション市場につきましては、十分に拡大の余地があると考えています。
新築マンション累計着工戸数
構造＝鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、建て方＝共同建、利用関係＝分譲住宅
発展途上にある日本の既存住宅
市場
国土交通省の統計によれば、日本の住宅流通市場に占める既存住宅の割合はわずか14.5％と、米国・欧州と比べて大きく遅れています。
環境保全等の観点から、政府は税制優遇、法整備等の様々な政策の実行により既存住宅の流通促進に努めており、当該市場には未だ十分な成長の余地があります。
既存住宅流通シェアの国際比率
参考情報
社会課題の解決
事業を通じて、日本社会が直面する課題を解決します。
人口動態の
変化
- 核家族化による世帯数の増加
- 人口減少・高齢化の一方で「核家族化」も進んでおり、住宅購入を望む世帯の数は相応の伸長が見込まれます。当社グループが供給する専有面積60㎡～70㎡のリノベーションマンションは、そうしたニーズに応えうるものです。
低い経済
成長率
- 良心的な価格帯の物件への需要増
- 日本経済は成熟期を迎えており、過去10年間の世帯別の平均所得に大きな変化はありません。一方で、新築価格は高騰しており、「住宅が欲しくても買えない」状況は都市部を中心に続いています。こうした背景から、当社グループが供給するリーズナブルな価格のリノベーションマンションへのニーズは一層高まっています。
職住近接化の
加速
- 利便性を重視した住まい選び
- 「働き方改革」やITの急速な進化を背景に、労働の効率化に対する意識が高まる中、職住近接を求める世帯層が増えています。コロナの影響で在宅勤務と出勤の併用が主流となった現在でも職住近接化の流れは続いており、各主要都市において都市部での住宅購入ニーズが高まっています。当社グループは、利便性の高いエリアでの住宅供給に努めており、こうした需要に応えています。
自然災害の
加速
- 震災以降高まる安心・安全欲求
- 日本の住宅は、地震や台風等の自然災害の危険性に直面してきました。特に東日本大震災以降は「安心・安全」に対する意識が高まっています。中古住宅は耐震性への不安がある中、当社はプロの目線で修繕状況や管理体制をチェックし、安全性に懸念のない物件の供給に努めています。